2
かれらは仮令印を見ても,背き去つて,「これは相変らずの魔術だ。」と言うであろう。
3
かれらは(訓戒を)虚偽であるとし,自分の欲望に従ってきた。だが一切の事には,定められた結末がある。
4
これまで,様々な消息は,既に(宙?)され,それで充分自制出来たはず。
5
それはめざましい英知であった。だが警告は役立たなかった。
6
だからあなたは,かれらから遠ざかれ。召集者が嫌われるところへ呼び出す日。
7
かれらは目を伏せて,丁度バッタが散らばるように墓場から出て来て,
8
召集者の方に急ぐ。不信心者たちは言う。「これは大難の日です。」
9
かれら以前に,ヌーフの民も(その預言者を)虚偽とし,わがしもべを嘘付き呼ばわりし,「気違いです。」と言って追放した。
10
それでかれは主に,「わたしは,本当に力尽きました。どうか御助け下さい。」と祈った。
11
それでわれは,天の諸門を開き水を注ぎ降らせた。
12
また大地に諸泉を噴出させ,水は合わさり,かねての神命によること(洪水)が起きた。
13
しかしわれは板と釘で造ったもの(方舟)にかれを乗せてやった。
14
わが見守る中でそれは走った。これが(皆から)退けられたあの者への報いである。
15
われはこれを一つの印として残した。さて誰か悟ろ者はあるか。
17
本当にわれは,クルアーンを易しく説き明した。さあ,誰か悟る者があるか。
18
アード(の民)も(真理を)虚偽であるとした。それでわが懲罰と戒めとはどうであったか。
19
われは災厄の打ち続く日に,かれらに対し荒れ狂う風を送った。
20
すると人間は,根こそぎになった。ナツメヤンの切り株のように,むしり去られた。
22
誠にわれは,クルアーンを易しく説き明かした。さて,誰か悟る者があるか。
24
そしてかれらは言った。「何と,わたしたちの中の一介の人間ではないですか。どうしてこんな者に従いますか。それこそ邪道,気違い沙汰です。
25
わたしたちの間でかれだけに啓示が下されたのですか。いや,かれは大嘘付きです。」
26
(仰せられた。)「かれらは明日知るであろう。どちらが大嘘付きであるかを。
27
本当にわれは,かれらを試みるため雌ラクダを送るであろう。あなたは耐え忍びかれらを見守れ。
28
そしてかれらにラクダと水を分配し,順番に飲むよう伝えなさい。
29
だがかれらは仲間を呼び寄せ,その男は(剣を)手にとると膝の腱を切ってしまった。
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